新年明けましておめでとうございます。
新しい年を迎え、新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は官足法をお引き立ていただき、誠に有難うございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年は地球温暖化による自然の猛威を身近に感じた年でした。また、京都アニメーションの放火や、アフガニスタンで多くの命を救った中村哲医師の死は日本の宝が奪われたと同時に、世界に衝撃を与えるものでした。
身近でも多くの別れがありました。多死時代を実感するこの時代、出生率低下もあり、この道は一直線に人口減少へと繋がっています。それは即ち介護施設、医療現場の人員不足から現場崩壊も危惧される事態を意味します。
ところでテレビでは「こんなところに一軒家」という番組が人気を博しているそうです。そこに住むのは高齢のご夫婦などでほぼ自給自足であったりします。何でも手に入る暮らしが自由なのか、不自由なのか、持続可能な未来がそこにあるのか、考える時期に来ているのかもしれません。
官足法の創始者官有謀先生は「入れることより出すことを考えなさい。」と、排泄の健康法である官足法を提唱しました。自分で自分の足を強く満遍なくもむだけという究極のエコロジーです。これは誰かが治してくれるというものではありません。自分が自身の身体と向き合い対話しながら手加減なく足をもみ、不調に陥った自分の体を(時には心も)立て直してゆくものです。官足法指導員はそのお手伝いをし、伴走者として共に成長してゆきます。
今年も全国の官足法指導員の皆さんと、一人でも多くの方々の、やり切った笑顔にお会いしたいと思います。